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実録!?横浜の生臭BOZUさん(笑)

「かるた大会」の巻

 8月29日です、こんにちは。今日は台風の影響なんでしょうか、非常に蒸し暑い一日でした。下っ端君もお寺での法事は、頭から汗をダラダラ流しながらのお勤めでした。

 さて、本日はここ本光寺で、「かるた大会」が開催されました。かるたというと、非常に懐かしい感じがしました。よくいとこ同士で、和気藹々と正月にしていたのを思い出します。しかし、本光寺でのかるた大会は、はっきり言って「格闘技」です。歌の上の句が少し読まれると、一斉に「バシ、バシ、バシッ」と、畳をたたく音が聞こえます。そしてすごいスピードで、横のほうへかるたが、パーンと派手に飛んでいきます。それを見るだけで、圧倒されます。

 そういえば小学生の頃、全くかるたを覚える気のない下っ端君を見かねた母親が、「この一首だけは覚えなさい」と教えてくれた歌があります。「久方の、光のどけき、春の日に、しづ心なく、花の散るらむ  ~古今和歌集・紀友則~」という歌です。母親いわく、「久方の~で始まって、しづ心なく~とつながるのはこの一首だけ」ということらしいです。

 小学生のころは、ただ丸暗記でしたが、今この一首を味わうと、豊かな春の情景のなかに潜むちょっとしたさみしさを感じます。母親から教えてもらった一首だけは、取り逃さない下っ端君でした。それでは、また。
by matuken6 | 2004-08-29 18:34 | 雑記
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近頃、うちの家族の中で秘かなブームになっているのが、「ひこにゃん」である。そのストラップを手に入れるべく、日々格闘する生活を綴ります。

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