10月31日、日曜日です。こんばんは。今回は、本光寺の報恩講で身も心も疲れきった下っ端君の、ある休日のお話です。
10月28日の夕方。下っ端君は、小松駅のホームで、電車を待っていた。行き先は、大阪。しばらくすると、近畿方面への出張帰りのサラリーマンで込み始めていたサンダーバードが、ホームに滑り込んできた。下っ端君は、切符を握り締め、特急に乗り込んだ・・・。
大阪に行く目的は何か?折角の休日なんだから、ちょっと小松の地を離れてみたかった、というのもある。実は、インプレスTVというサイトにあるコーナーに、「週刊・ロマン鉄道」というのがある。いつぞや、そのコーナーで「大阪モノレール」が紹介されていたのだった。それを見た下っ端君、北陸にはないモノレールに少しばかりの興味を持ったのである。
そして、28日の午後3時過ぎ。「よし、モノレールに乗ってみよう・・・。」と、下っ端君はふと思いついた。それから行動に結びつくのは速かった。大阪の友人にすぐ電話を入れ、その夜の宿泊場所を無理やり確保し、いくらかのお金を財布にねじりこむと、足はもうすでに小松駅に向かっていたのだった。
その夜、友人と再会した下っ端君は、突然の連絡を友人にわびつつ、大阪名物の「串かつ」に舌鼓を打ったのであった。(つづく)